大阪夷左翁寿司(大阪府大阪市:曽根崎お初天神近く)
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その1 「大阪寿司って何?」 一覧に戻る
当店のホームページへようこそ。店主の裏野夷左翁(いさお)です。女将のゆみこです。

今回、ホームページをリーニューアルするにあたって、もっと当店のよさを出せればいいなーと思い、普段私達が、話をしているたわいもない話や、お客様からお聞きした面白い話などを、店主と女将のよもやま話として、紹介したいと思います。大阪弁や標準語が、入り混じって分かりにくいところもあるかも知れませんが、最後まで、お付き合いのほどお願いいたします。

(店主:以下Tで)では、店主と女将のよもやま話をはじめたいとおもいます。

(女将:以下Oで)なんか緊張するね。今回は、初回ということで、当店の看板に掲げている『大阪寿司』について、大将に語ってもらいたいと思います。質問形式でいきましょうか?まず私が質問役で。
O: では、早速、大阪寿司といっても、一体何を指して大阪寿司というのでしょうか?
T: えらい直球やな。まぁ大阪寿司を語るには、すしの歴史を語ったら分かりやすいねんけど、歴史を語ってたら長くなるので、次の機会にするとして、手っ取り早くいうと、東京には、江戸前寿司というひと手間かけた寿司があるように、大阪にも箱寿司、押し寿司、棒寿司に代表される、手間隙かけた寿司がある。それらを総称して、大阪寿司というんや。

各地の祭や記念日のために作っていた郷土寿司の、集大成やと思う。集大成といっても、ほかの寿司より優れてるというわけじゃないんやで。
O: なるほど、つまりええとこどりやね。各地で、昔から伝わってきた寿司のいいところを、少しずつ取り入れて、大阪の町衆や、旦那衆の口に合うように、創意工夫して、大阪独自の寿司を作りあげたということやね。
T: まぁそういうことやな。昔は、祭や記念日などにあわせて、何ヶ月、何年も前から甕などに入れて、重石をして発酵させて作っていたすしを、ちょっとした寄り合いや、観劇に持っていけるよう、時間を短縮したすしを作るようになった。

魚とご飯を甕に入れ、発酵させて酸っぱさを出していたものを、酢と飯をあわせて、酸っぱくし、酢で〆た魚を木の押し型に入れ、上から押して作ったり、飯をねって布巾で締めて作ったりと、色々工夫されて、長い期間を経て、現在の大阪寿司に至っている。
O: その時代時代で、今で言う、顧客のニーズに合わせて、どんどん改良されていったわけやね。
T: 江戸では、さらに改良され、もっと早く食べたいと、握りずしへと発展していくわけや。
O: きっと、大阪の人達より、当時の江戸の人達のほうが、気が短かかったんやね。
T: でも、その気の短さが、握りずしを発明したんやから、気が短いというのも時にはいいことあるんやで。
O: それって大将自身のこと・・・なんか、気が短い事を自慢しているような・・・
じゃ、頑張って握りずしの次の段階のすしを発明してもらわなあかんね。
T: 何でやねん。発明は、他の気の短い人達に任せて、わしは、大阪寿司の伝統を守っていくんや。
O: そうやった。大阪寿司を何故看板に掲げたのかも、聞こうと思ってたのに・・・
T: それは、次回にしましょか。
O: そやね。とりあえず、こんな形でやっていきたいと思いますので、皆さんも、面白い話などがあれば、教えてくださいね。
T: 今回は、ここまでとさせて頂きます。
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